茜丸常務の北條がお客様の元を訪れて、つかの間の交流を楽しむシリーズ 本日は東京都台東区浅草の『あんみつ抹茶処 雷門まとい』さんに伺います。

海外からの観光客に大人気の浅草雷門。 雷門前の広場のほど近く、大提灯の左手にあるアーケードの3軒目にあるビルの2階に、『あんみつ抹茶処 雷門まとい』さんはあります。

”下町情緒あふれる場所”という表現がぴったりと当てはまるロケーションです。

― 本日はどうぞよろしくお願いします。
浅草の最も華やかな場所である、とても素晴らしい立地ですね。
いつからこの地でお店を営んでいらっしゃるのですか？

『あんみつ抹茶処 雷門まとい』は、本格的なお抹茶をいただけるお店です。
明治18年に創業し、戦前・戦後を通して屋号は変わりましたが、この地でお客様の憩いのひと時のお手伝いをさせていただいています。
お抹茶を美味しく楽しんでいただけるような、あんみつや和スイーツ、軽食をご用意しています。

― 店内も和の雰囲気が素敵ですね。

歩道からガラス越しに見える赤い野点傘が目印です。
海外からお見えになられる方、女子旅や修学旅行などで浅草にいらした方々にもご利用いただいています。
浅草には着物や浴衣のレンタル店がありますので、着物で来店される方もいるのですよ。

― 着物でお抹茶とさくらあんみつを味わうなんて、素敵ですね。
昨今の日本でも、なかなかお目にかかれない組み合わせです。

『雷門まとい』では、宇治上林春松本店より取り寄せた質の高いお抹茶を出しております。
お客様よりご注文をいただいてから、茶筅で一杯ずつ丁寧にお抹茶を点てています。

― 弊社のあんを使ったメニューはありますか？

春の時期は、『さくらあんみつ』 （950円）に春色さくらあんを使っています。
『さくらあんみつ』はさくらあんの他に、白玉、バニラアイス、栗甘露煮、杏シロップ漬、2色の求肥、黒豆、おいりが入っており、自家製の和三盆糖蜜をかけていただきます。
おいりは香川県や愛媛県で生産されるあられの一種。
外は薄い殻のような食感で中は空洞担っているので、口の中に入れるとすぐに溶けてしまうのです。
直径1cmほどの玉状で、桃色や白、緑などさまざまな色があります。
食感と色合いが楽しめると、お客様から好評です。

― では早速、試食をさせていただきます。
もちもちした白玉とバニラアイス、春色さくらあんのバランスが絶妙。
すごく美味しいですね。

ありがとうございます。

雷門　まといさんは『あんみつ』が美味しい、和モダンの素敵な甘味処でした。
東京の下町だけにとどまらず、日本の各地に、このような和菓子が当たり前にあるような時代に遡ってほしい・・・そんなことを改めて思うことができました。

お忙しい中、取材にご協力下さりありがとうございました。
あんみつ抹茶処 雷門まとい様へのアクセスは

東京メトロ銀座線浅草駅1番出口より徒歩2分
都営地下鉄浅草線浅草駅A4出口より徒歩3分