お菓子屋の内装・店舗デザインの参考~ナチュラル系~

お菓子屋で重要になってくるのが内装のデザイン。
店内はいかにお客様の印象に残るかかなり重要なところであるため、そのデザインには力を入れたいもの。
そこで今回はナチュラル系のデザインの店内にするために気をつけるべきポイントについて説明していきます。

1)ナチュラルに見える内装の色とは?

白を基調にした店内

1 白を基調に

お店の壁や天井、床などを塗る際には白を基調にしましょう。
床や壁などは色を広範囲に塗る場所はお店の印象を決める重要であり、また何の色を使うかによってお客様の購買意欲やお店の滞在時間が異なります。
白を基調にした内装であれば清潔感があり部屋が実際よりも広く感じられるので、お客様に不快感を与えたり狭さを感じさせたりせずに、居心地の良い空間にすることが出来ます。
また白は他の色を引き立たせる効果があるため、ブラウンやグリーンといったナチュラル系のアクセントカラーとして入れれば店内を簡単にナチュラル系にすることができます。
しかし店内をすべて白に統一してしまうと、きれいすぎる印象を受け「ここにいるとどこか汚してしまうかもしれない」というプレッシャーを感じさせてしまいます。
内装の際には床と壁一面を白にせずに、壁だけを白にして床や天井を他の色にするようにしましょう。

2 暖色でナチュラルな配色に

店内のイメージを左右する要素に配色があります。
ナチュラルな印象にしたいのならば青などのいわゆる寒色や原色に近い色を使うのはあまり良くありません。
クリーム色やベージュなどのソフトな色を使えば、ナチュラルな雰囲気になり温もりを感じられる店内にすることが出来ます。

3 緑や茶色をアクセントに

ブラウンやグリーンなど木や葉をイメージできる色を使うのがおすすめです。
ブラウンは土や木などを、グリーンは葉や草などそれぞれ自然を連想させる色であるため、ナチュラル系の内装をする際にはまさにうってつけです。
ブラウン系を店内に入れるのなら床のフローリングや窓枠やドアの木材として、グリーン系を入れるのなら観葉植物などを店内に置くのが良いでしょう。

2)ナチュラルに見える内装のデザイン・材料

木目の写真

1 木目調はナチュラルな雰囲気を出してくれる

ナチュラルな雰囲気を出してくれるデザインでおすすめなのが木目調です。
木目調とは木材の表面にある模様である木目を模したものであり、木目にはリラックス効果があり来店したお客様が落ち着いて買い物ができます。

2 木材などの天然素材を使用する

店内をナチュラル系にするためには内装に使う材料にも注意しなければいけません。
家具や床、天井、フローリングに木材を使うことで、お店全体が落ち着いていて暖かい雰囲気になります。
逆にコンクリートや鉄筋、レンガなどを使って内装や外装をデザインすると無機質で人工的な印象を受け、寒々しく感じてしまいナチュラルな印象が薄くなってしまいます。

3 使用する木材の種類に気をつける

自分で内装を手掛ける場合には木材の用途に気をつけましょう。
木材には様々な種類があり、それぞれツヤや色、加工のしやすさ、耐久性などが異なります。
例えばフローリング材として使うならちょうど良い硬さで木目が美しいオークが、テーブルの木材として利用するなら濃いブラウンで重厚感があるウォールナット、硬さや重さはあるものの薄いクリーム色で清潔感のあるメープル、赤味があり年月が経つとその色味が変化するチェリー、柔らかくて軽く加工しやすいクルミなどがおすすめです。

3)まとめ

ナチュラル系の内装にするためには淡くて暖色の配色、木目調のデザイン、木材の種類などが重要です。
内装を手掛ける際にはこれらのことに注意して、自分のイメージにぴったりお店になるようにしましょう。